センター長挨拶

金沢大学学際科学実験センターは、これまでの医学系研究科附属動物実験施設と、学内共同教育研究施設であるアイソトープ総合センター、遺伝子実験施設、機器分析センター、アイソトープ理工系実験施設が統合、新たに教官3名の増員も得て再編されたものです。研究組織として4研究分野、施設として5研究施設から構成され、本学における医学・自然科学系の研究支援・促進を担う総合センターです。

このような研究分野、実験技術の異なるセンター・施設が一つの組織を作り、これまで以上にお互いの連携を深めることは、これからの研究領域の多様化・ボーダーレス化に対応するためにぜひとも必要であり、本学の研究・教育の更なるレベルアップと社会貢献の充実にとって極めて重要です。

本センターの活動は主に3つあります。

一つは本学における研究・教育並びに、社会・産業界等に対する様々な形の支援活動が挙げられます。この場合も各研究分野が連携を深めることにより、技術講習会一つをとってみても幅広い内容の対応ができるでしょう。

二つ目はセンター独自の研究活動です。これまでの各分野の研究に異なる分野の知識・技術が加わることにより、新しい研究領域の開拓を目指すプロジェクト研究が始まります。その研究成果は当然、研究支援活動にも生かされるでしょう。

三つ目は、本学での実験に伴う様々な安全管理との関わりです。学際科学実験センターでは主にアイソトープ、核燃料物質、実験動物、組み換えDNA実験などが関係しますが、本センターの設置により全学でのこれらの安全管理の一元化を進めることができます。

このように本センターは、研究支援と研究開発を両輪とした金沢大学における学際的・先端的研究の総合センターです。

学際科学実験センターは学内外での研究・教育を支援する立場にあるわけですが、それを実効性のあるものにするためには、学内ばかりでなく多くの皆様のご理解が必要です。今後ともとろしくご支援、ご鞭撻のほどをお願い申し上げます。